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復活 |
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この夏、嫁がマルキョーに行った隙をみて甲子園に行ってきた。
移動中大阪の街で行列を見かけた。中山が「何の行列ですかね?」と聞いてきたので「上沼恵美子の握手会やろ」と答えてやった。すると中山が興奮気味に「あの金メダルの上沼ですか?」と真顔できりかえしてきたので、私は「そう、あの金メダルの上沼よ」 と答えてやった。一体中山は誰と間違えたのだろう。
甲子園に着くと中山は例年どうり寝床を探すのだが。 その事に触れると中山は「今年は一睡もしません」と宣言していた。しかし中山のバッグの中には安眠マスクと携帯枕、そしてオルゴールが入っていた。今年の中山は例年以上に寝る気マンマンだった。
今年は野球に集中すると言っていた中山だったが気がつくと深い眠りに入っていた。今年は白目をむいて寝ていた。絵に描いたような白目だった。ビームが出てきそうな程の白目だった。
お昼に向かうにつれ暑くなる甲子園、中山が体調不良を訴える、それを見た周辺の観客の方が氷枕を貸してくれた。10分後中山は係員の誘導のもと車イスで医務室まで運ばれていった。
第2試合が始まり、席を移動した私の元に永井がやってきた。永井の横には見慣れぬ顔が「私の友人です」永井がそう紹介する。どうやら大阪の友人と待ち合わせをしていたらしい。「あと3人来ますよ」という永井、更に医務室のベッドで中山が安眠マスクをつけて寝ていたという報告も受ける。第3試合が始まる頃には永井の友人は更に増えていた。永井の友人とも仲良くなりいっしょに野球を見ていると、永井が「さっきから井上さんが話しかけてる端っこの人は全く知らない人ですよ」と衝撃の告白。とその時、野球とは全く関係無い場所で拍手が起きた。その場所は我々が最初に陣取っていた場所だった。よーく見てみるとそこには医務室から復帰した中山がみんなの祝福を受け立っていた・・・
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秘密 |
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その昔DVDが普及される前、レンタルと言えばビデオであった。以前私が利用していたレンタルビデオ屋には井尻店のトメさんもよく通っていた。ある日そのビデオ屋に行くとトメさんがビデオを選んでいた。その時私はトメさんが不可解な行動をとっている事に気付いた。
普通ビデオを選ぶ時、ビデオケースの表面のグラビアを見て、その後に裏面のあらすじを見るのが一般的だと思うのだが、トメさんは表面も見ずにケースの底を見るのだ。気になった私はトメさんが見ていたケースを手にとり同じように底を眺めてみた。しかしこれといって不自然なものは見つからない。そのうち何個か手にとって確認していくうちに、ある一つの変化に気がついた。それはシール。ケースによって底に小さなシールが貼られているのだ。それをトメさんに問い詰めると、トメさんは私にこう言った「以前はグラビアだけを見て借りてたから、よく同じのを借りてしまってたんです」と。トメさんは借りたビデオにマーキングしていたのだ。私は、映画好きで知られるトメさんがいったいどれだけの映画を見ているのかが気になりケースの底を見ていった。そしてある事実にたどり着いた。そのビデオ屋の隅っこにはカーテン(ピンクの)が掛かっているコーナーが有るのだが、そのコーナーに陳列されているビデオケースの底には尋常じゃない程のシールが貼られていた・・・
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恒例 |
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この夏、嫁に「DVDを返却してくる」との言葉を残し甲子園に行ってきた。行きの新幹線、初参戦のアベジチョウが爆睡していた。その寝顔はかなりの危険物で、鉄道公安局にも緊張がはしる程だった。
甲子園に着くと各自自由行動、中山は例年どうり睡眠に入りアベジチョウはカレーを食べ始めた。第一試合が終わり飲食店に行くとカレーの列に またアベジチョウが並んでいた。
第二試合も終盤にさしかかり7回の攻撃、スタンドからは校歌の演奏。(7回の攻撃時に校歌を演奏する学校が多い)しかし、もう一方のチームは7回の裏の攻撃は校歌では無く「タッチ」のテーマを演奏していた、その時中山が興奮気味にこう言った「この校歌聴いた事がある!」 私は何も言わず席を立った。トイレに行くと近くの店の看板に「白虎カレー」の文字、私も食べてみようと思い注文して番号札をもらった。少しして店員さんの「番号札43番でお待ちのお客様」の声が聞こえた・・番号札43番はアベジチョウだった・・・
第三試合の途中、アベジチョウがまたカレーを食べているのではないかと思いアベジチョウのもとに行ってみた。流石にカレーは食べていなかったが右手にはカレー用のスプーンが握られていた・・・
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海水 |
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先日、海に行ってきた。社員とその家族を含めかなりの人数が集まった。その日の朝、嫁と口論になった、理由は水着入れが「機関車トーマス」だったからだ。薄毛にトーマスは無謀だと・・・
嫁から入れ物を借り、ツルさんが待つ待ち合わせ場所へと向かった。ツルさんは「機関車トーマス」の袋を持って立っていた・・・
海に着くと「永遠の反抗期」アベジチョウが中二の夏休みのテンションそのままに、見る者全てを海に放り投げていた・・・その横顔は海賊もひくほどの笑顔だった・・
そんななか「早良エリアの連勝ストッパー」トヨさんは海水で眼鏡を洗っていた・・・
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卒論 |
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休日、シャツを買いに紳士服の中山(仮称)に行ってきた、中山(仮称)の広い店内、スーツコーナーに目を向けると就活を始めようとする学生がスーツを作っていた。それを見て私も就活が大変だった事を思いだした。私の場合、就活よりも大変だったのが卒業論文だった。私が提出した論文は普段温厚な教授を全力で怒らせた。
友人達が「世界経済」や「環境汚染」などをテーマにするなか私の論文のテーマは「セミの一生」。まわりが論文を作成する為図書室で経済史などを読んでいるなか、私は一人昆虫図鑑を眺めていた。その結果私は大学で一番のセミの知識を得る事になった。
まわりが論文作成にかなりの時間を要していたのに対し、私は1週間で終わった・・・
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年齢 |
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今、私がいる店舗は先日まで全国のドッとあーるの中でも上位を争うぐらい平均年齢が高い店舗でした。そんななか先日二十歳の女子社員が異動になりやってきたのが34歳の見るからに頑固そうなサウスポーでした。その結果平均年齢が36歳になり全国トップになりました。
先日、平均年齢の上昇とともに湿度があがりコピー機の中の用紙がカビました。
冷蔵庫には高い確率でようかんが入っています。
もっぱら話題はW浅野はどっちがいいか?だ・・・
しかし仕事になると各人がいぶし銀の働きをみせる、もちろん店内に流れる有線は懐メロチャンネルだ。因みに今、平成も22年目にして「ボンバーガール」が流れている・・・
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南米 |
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最近、何かとサッカーの話題が多い。当社の「陽気なヒットマン」ミヤノビッチ(旧ユーゴ)は、学生時代オウンゴール3発でハットトリックを達成した伝説のプレーヤーだ。そのミヤノビッチが今回も近代南米サッカーについて苦言を呈していた。特にアルゼンチンサッカーについては熱く語っていたのだが、最終的にはアルゼンチンの家庭料理「エンバナーダ」の話になっていた。
ミヤノビッチは減税、補助金も・・・
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決戦 |
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最近、何かとサッカーの話題が多い。今日も「永遠のオフサイド」レフティ宮野(DF40)が近代ヨーロッパサッカーについて苦言を呈していた。特にドイツサッカーについては熱く語っていたのだが、最終的にはドイツのワインは白が主体だ(注1)と言うことで話は終了した。
いよいよ運命のデンマーク戦が近づいてきた、早速仕事帰りにブブゼラ(注2)を買いにブブゼラショップ(注3)上津バイパス店に行こうと思う。
しかし、試合開始は日本時間午前3時半、この時間に家でブブゼラを吹いていたら、きっと嫁からビンタされるであろう。
デンマーク戦を前にして不安要素が二つ有る。一つ目は相手FWデントナーの高さ、あとひとつがトゥーリオの容姿で苗字が「田中」。言えるのはデントナー、トゥーリオ二人とも車の名前っぽい・・・日産トゥーリオ(注4)・・・
注1・・・ドイツだからと言って「主体だ」と「シュナイダー」はかかっていない
注2・・・阪神の助っ人外人ブラゼルとは利害関係なし。
注3・・・ネーミングがいやらしい、探したがそんな店はなし(24日現在)
注4・・・グランパスエイト所属なので本来はトヨタトゥーリオ(どうしても日産トゥーリオにしたいのであればマリノスに移籍)
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今朝 |
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今日、間違えて女性車両に乗ってしまった。
商業高校に転入したような感覚だった。しかし周りの女性は私の事を泥棒を見るような目で見ていた。まさにその目は「男のくせに馴れ馴れしくブラジャーの事をブラと言ってんじゃないわよ」と、そう言わんばかりの目つきだった。
その時、思い出したのだが、昔テレビでばってん荒川が温泉番組で普通に女風呂に入っていた・・・
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電話 |
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今までいろんなイタズラ電話を耳にしてきたが、先日ここまで進化したかと言うぐらい、高度なイタズラ電話が自宅にかかってきた。その電話に私が出ると、相手は一方的に英語で話しかけてきた。私は銃口を向けられたかのように「ノー!ノー!」と繰り返す。しかし相手はお構いなしに英語でまくし立ててくる。私も腹を決め「脱一人ポツダム宣言」とばかりに応戦を試みる。しかし米兵(おそらく)はひるむどころか更にヒートアップしてきた。
私は知っている単語を並べ立ち向かう。要所要所で「ドローフォー」と叫び米兵に4枚とらせたり。日本の自動車技術を誇示すべく「アイ アム カーオブ ザ イヤー」と威嚇してみたりと。通常であれば大抵これでひるむのだが、おそらくアメリカ最大の自動車産業都市デトロイトの出身者なのか全く動じない。それどころかそれをさかいにアメリカンジョークも織り交ぜてきた。
英語なので私にはさっぱり分からないのだが、事有る毎に「ヴェニス」と言っては笑っていた。おそらくイタリア北東部の都市ヴェニスの「ヴェニスあるある」で笑いを誘ってきたのだろう。
私もしゃくだったので相手に合わせ笑ってやった。
開始10分を過ぎようとした頃(サッカーでは一番危険な時間帯)突如相手は「バイバイ」と言う言葉を残し電話を切った。いったいあの電話は何だったのだろう・・・
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