阪神・淡路大震災、東日本大震災を超える大地震が今後30年のあいだに起こる可能性は、70%以上だと言われています。
マンションは、この2つの震災で倒壊・崩壊することはほぼありませんでした。
今回は、過去の震災の例から、マンションにおける防災の重要性や対策、防災設備についてご紹介します。
過去から見えてくるマンションでの防災の必要性
前述したように、過去の大きな震災で多くの住戸が倒壊・崩壊するなか、マンションはほとんどが軽微な被害か無被害で済みました。
しかし、家具の下敷きとなり亡くなった方や、ライフラインの復旧に時間がかかり長い避難生活を送った方は多かったのです。
このようなことから、マンションでの防災では以下の点が重要です。
●家具の転倒防止
●備蓄品の用意
過去の震災では、ライフラインや物流の復旧に7日以上かかるケースが多く見られました。
そのため、水は1人1日3リットルを目安に、食糧とともに1週間分以上の用意をしておきましょう。
マンション暮らしの具体的な防災対策をご紹介
防災対策としては、前述したように固定金具で家具の転倒を防止するほか、ガラスには飛散防止フィルムを貼るのも怪我の予防になります。
水が止まるとトイレも使えないため、ライフラインの停止に備え、水は多めに備蓄しておくと良いでしょう。
また、ライフラインの復旧で一番時間がかかるのはガスなので、卓上カセットコンロがあると助かります。
缶詰、レトルト食品、即席麵のほか、栄養サプリ、調味料も備蓄し、定期的に消費期限のチェックをおこないましょう。
一般的な防災グッズ以外では、簡易トイレ、サランラップ、女性の場合は生理用品もあると安心です。
また、マスクやアルコール消毒液を備蓄しておくと、感染症予防に役立ちます。
マンションにはどんな防災設備が設置されている?
マンションの防災設備には、消火設備(消火器など)、警報設備(火災報知器など)、避難設備(避難はしごなど)があります。
さらに、災害用井戸、非常用エレベーター、非常用発電機などが設置されているマンションもあります。
災害用井戸は、災害時に重要となる水を確保しておく設備です。
非常用エレベーターは、一定の高さ以上のマンションには設置が義務付けられていて、主に消火活動に使用されます。
非常用発電機は、エレベーター、給水ポンプにつながっており、停電時でも一定時間は電気を供給できます。
室内の設備としては、地震を感知すると火が消えるガスコンロが設置されている場合もあります。
その他、マンションには住人用に防災備蓄庫が設置されているので、何があるのか把握しておきましょう。

まとめ
過去の震災では、多くのマンションが軽微な被害で済みました。
しかし、家具の転倒やライフラインの停止に備えた防災対策は重要です。
お住まいのマンションの防災設備なども確認し、日ごろから防災に努めましょう。
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