お休みの日はのんびり静かに過ごしたいと思うときもあるでしょう。
そんなときは近所のお寺に出かけてみてはいかがでしょうか。
東京都国立市にある南養寺は、JR南武線矢川駅から少し歩いたところにある、古くから地元の方に大切にされてきた寺院です。
今回は、そんな南養寺の概要と見どころについてまとめました。
東京都国立市にある南養寺の概要
南養寺は東京都国立市の南部に位置する、臨済宗建長寺派の由緒ある寺院です。
立派な総門をくぐると、そこには閑静な空間が広がり、まさに古刹といった雰囲気をかもしだしています。
建立は南北朝時代の1347年で、当時の有力武士であった立川入道宗成が、鎌倉の建長寺から禅師・物外可什(ぶつがいかじゅう)を招いて開山されたそうです。
しかし、1590年に豊臣秀吉が北條氏を滅ぼした合戦の際、残念ながら焼失してしまいました。
その後、江戸時代中期の1804年に再建され、そのときの本堂は今も残っています。
この本堂は国立市でもっとも古い建築のひとつとしても有名ですが、戦後は茅葺きの屋根を一部トタン張りにし、風雨を防いでいたときもありました。
そして、1981年に修理がおこなわれ、今の銅葺きになったのです。
総門の正面にある大悲殿観音堂はもっと古い建物で、1718年に建てられたと伝えられています。
なお、大悲殿観音堂は1年に1回大晦日の夜だけ一般公開され、そのときは境内の梵鐘で浄夜の鐘がつけるので地元の方が集まるそうです。
●所在地:東京都国立市谷保6218
●アクセス方法:JR南武線矢川駅から徒歩約10分
●駐車場:あり
東京都国立市にある南養寺の見どころ
東京都国立市にある南養寺の見どころと言えば、やはり先ほどご紹介した大悲殿観音堂の天井画です。
戦時中は観音堂でも疎開中の子どもたちを受け入れていたため、堂内で煮炊きがおこなわれ天井が煤で真っ黒になってしまいました。
それに心を痛めたマンダラ画家の前田常作氏が、平和への祈りをこめて天井画を3年もの歳月をかけて描き直したのです。
このマンダラ画は「光のマンダラ画」とも呼ばれ、濃紺の深い宇宙の色をベースにした色鮮やかなアクリル画で、本寺院の見どころのひとつとなっています。
また、境内には南養寺古墳があったとされ、「東京都遺跡地図」にも掲載されているのですが、現在はその痕跡はよくわかりません。
しかし、境内を散策しながら古墳時代に思いを馳せるのも楽しいひとときになりそうです。

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まとめ
以上、東京都国立市にある南養寺の概要と見どころをお伝えしました。
その境内はいつも静寂につつまれていて、のんびりお散歩するのにぴったりです。
歴史を知っていれば、また違った楽しみ方もあるかもしれません。
国立市にお住まいの際は、ぜひ本記事を参考にしてお出かけください。
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