賃貸物件を借りるときにかかるおもな初期費用といえば、敷金・礼金・仲介手数料・火災保険料などが挙げられますが、さらに「前家賃」が初期費用としてかかるケースもあります。
今回は、賃貸物件の前家賃とは何かを説明したうえで、そのメリットやデメリットもご紹介します。
賃貸物件の初期費用のひとつ前家賃とは前払い制の家賃のこと
賃貸物件の初期費用のひとつとして挙げられる前家賃とは何かというと、簡単にいえば「前払い制の家賃」のことです。
家賃は前払い制の前家賃と、後払い制の後家賃の2種類がありますが、前家賃の場合「契約月の翌月分までの家賃を前払いする」というのが基本です。
たとえば5月中旬に前家賃の賃貸物件契約をした場合は、6月分までの家賃を前家賃として、その他の初期費用と一緒に支払う必要があるというわけです。
また、契約する賃貸物件によっては、前家賃として契約月の翌々月分までの前払いを求めてくるケースもありますので注意しましょう。
賃貸物件の初期費用として前家賃を支払うことのメリットとデメリット
前家賃とは「賃貸物件の初期費用のひとつとして、契約翌月分(または翌々月分)までの家賃を前払いする」というものですが、この前家賃にはどういうメリットとデメリットがあるのかを見ていきましょう。
まず、前家賃のメリットとしては以下のようなものが挙げられます。
●家賃が前払いだからこそ、退去時の支払い負担は軽くて済む
●「前家賃が絶対条件の賃貸物件もOK」という考えであれば物件の選択肢は幅広くなるので、より好みの賃貸物件が選びやすくなる
●「前家賃をあっさり承諾できるだけの資金力がある」ということをアピールできる分、資金面での信用も高まるという点でも物件探しが楽になりやすい
そして、前家賃のデメリットとしては以下のようなものが挙げられます。
●後家賃の賃貸物件と比べると初期費用が高くつくので初期費用の用意が大変
●「前家賃の賃貸物件は絶対にNG」としてしまうと物件の選択肢もどうしても少なくなってしまう
こうしてみると、前家賃のメリットとデメリットは表裏一体であることがわかりますが、基本的には「前家賃にも対応できるならそれを不動産業者に伝え、前家賃の賃貸物件も含めて幅広く物件探しをしてもらう」というのが、一番物件が見つかりやすくおすすめの方法です。

まとめ
今回は、賃貸物件の初期費用のひとつである前家賃について解説しました。
家賃を後払いする後家賃と比べると初期費用を用意する大変さはありますが、物件の選択肢の幅広さや自身の資金力に対する信用アップなど大きなメリットもありますので、可能であれば「前家賃の物件もOK」と不動産業者に告げて物件探しをしてもらうことをおすすめします。
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